明日初めて「東京」に行く
明日、生まれてはじめて「東京」へ行く。
いつかは行きたいと思っていた。いつかは行くだろうと思っていた。
まさかこんなに早く実現するとは思っていなかった。
まさかこんな理由で行くとは思っていなかった。
私の東京という街への憧れは人より大きいのではないかと思う。
別に田舎育ちという訳ではない。
大阪の中心部が生活圏内にあるし。どちらかといえば都会育ちな方だと思う。
東京で手に入るものは大体大阪でも手に入る。何かに困ることなんてない。
そもそも都会なんてどこ行っても似たようなもんだし。
それでも何故か、何処か東京は特別な気がする。
洗練された?無機質な?クールな?どこか空虚な?そんなイメージ。
きっと大阪や他の都市にはない、形容しがたい、土地の空気を感じられるんじゃないかなあ。
私の「東京像」を作り上げたのは間違いなく椎名林檎である。
ファンだと言えるほどの知識も意識も無いけれど、彼女の曲には随分と助けられた。
友人関係のゴタゴタ、「自分」がわからなくなったとき、恋愛のもつれ、受験の失敗などなど。心の不調は、胃の痛みと椎名林檎の歌をどの程度快適に聴けるかではかっている。彼女の歌をすんなり受け入れられる時期というのは大概、心がしんどい時だ。
彼女の曲はどの曲も後ろに「東京」がある。直接地名やシンボルが描かれる訳ではなくても確かに「東京」を感じる。彼女が本当に「東京」を思い浮かべて曲を作っているかは分からないけれど。
私の東京は椎名林檎の曲。
冷たくて意地汚くて何も無くて空虚な街。
でも何も否定しない街。でも「人間」を感じられる街。でも主役になれる街。
東京の道を椎名林檎の曲を聴きながら歩くのが昔から憧れだった。
椎名林檎の曲はいつだって私を主役にさせてくれる。
日本の真ん中で主役になりたい。
後数ヶ月で20歳になる。
20歳になったから何が変わる訳ではないと思うけれど、10代の感性で東京を感じられることがただ嬉しい。きっと5年後10年後に見る東京とは違ってみえるだろうから。
何者にもなりきれない今。東京で何を思うんだろうか。
19歳で初めて東京って遅いんじゃない?と思う人もいるだろう。
たかが東京までの距離にどれだけ重み感じてるんだよって。
けど旅行なんて頻繁にできる家庭ではなかったし。
人の旅行自慢を聞くと惨めな気持ちになっていた。その中でも東京は最もだった。
「東京行ってん」なんて簡単に言える人が、小さい頃から嫌いだった。羨ましかった。
あらゆるものの、あらゆることの象徴である東京へ、簡単にアクセスできる人間とできない人間がいるんだ。
散々憧れてるだなんだと語っておきながら
「実際来てみたら普通やん」
なんてそう思ったなら、それはそれで良いかなとも思う。
ただ今は明日にはもう存在しないかもしれないこの憧れを、東京を私の私の不細工な気持ちを残しておきたくなったんだ。
はーーーーーい笑
京本さんばりの厨二感ですけども率直な気持ちです、ええ。
ジャニオタブログなんでね、ジャニーズの話もしときますぅ~~~
サマパラSixSTONES公演に行って来ます!!!!!!
楽しみより緊張と胃の痛みがすげえわ。
東京ジャニーズの方をホーム東京で見るのが初めてなので、その辺りもドキドキですね!
リアルIn the stormってところが心配ですが…ストンズさんのギラギラした輝きを目に焼き付けて参ります…!感想ブログも書きますって言っときます!!!
「気持ち切らすなって」精神を大切に…。
とりあえず全力で楽しんできます!!!!!!!